リビングの大きな収納スペースの活かし方が分からず、相談したところ、「ヌックにしませんか？」と提案をいただきました。ヌックという言葉を初めて聞いたのですが、今住宅業界で流行している「秘密基地」を意味する小スペースらしいです。取り入れている方が多いとお聞きしました。こちらの物件は購入後、既に借主も決まっていたため、念の為、借主にも意見を伺ったところ、お昼寝スペースとしてマットレスや小さな本棚を置いて活用したいと大変喜んでくれました。新たな可能性を提案してくれたことが、とても嬉しかったです。

こちらの壁に備え付けタイプの本棚は、最初は扉をすべて取ってしまうことを考えていました。しかし、今こうゆう昭和レトロな雰囲気が、若者を中心にブームになっていることを教えてもらい、軽微な補修だけに切り替えました。軽微補修にすることで、もちろん業者さんに支払うお金が少なくなるため、依頼側にはメリットがあります。けど、その提案を業者であるインテリアサイトウさんが率先してくれたことに驚きました。自分にメリットがないことでも、お客さんのことを第一に考えて仕事にプライドをもって取り組んでいることが、よく分かりました。このあたりから、信頼関係が築けていけた気がします。