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時事問題や手軽にできるDIY術、インテリア、内装の豆知識など、暮らしを豊かにするさまざまなコラム記事をお届けします。 

コラム一覧

2024.5.22 自分では難しい箇所のみプロに依頼!

DIYが普及して、自宅の壁紙をご自分で張り替える方も増えてきました。だけど自分では時間もかかりすぎるし難しい…。

2024.2.14 簡単手間なし!100円ショップの商品でDIY

最近ブームになっているDIYですが、壁紙はったり、日曜大工をしたり、なんだか大変そう…。

2023.12.28 まるで蝦夷共和国!北海道で独自の発展をとげた文化・風習

仕事納めを終えて、ようやく年末気分に浸れるという方も増えてきました。北海道独自の文化として1番有名なのが、「おせち料理は大晦日に食べる」風習です。…

2023.11.20 既製品には飽きた!今年はお正月飾りを自分好みにアレンジ

今年も残すところあと1か月ちょっと。


そもそもお正月とは、歳神様を迎えてお祝いする日本古来の伝統行事…

2023.11.9 シニア世代こそ質にこだわって!暮らしのアップデートのコツ

年を重ねるのは、すてきなこと。

そんな中で、価値観や好み、家族のあり方や環境、体調など、さまざまな面から変化が訪れたとき、どう変化と向き合い、その変化を楽しめるかが、シニア世代の…

2023.11.7  子ども時代に憧れた秘密基地を!癒しの空間「ヌック」とは

ヌックが、プチブーム中だ。

ヌックは、スコットランド語の「Neuk(ヌーク)」が語源だと言われていて、英語表記では「Nook(ヌーク)」と表記…

2023.10.27  色が人生に影響する?色を使った効果的な住まいづくり

あなたの好きな色はなんですか?
実は、選ぶ色によって、その人の性格が分かると評判の書籍がある…

2023.10.27  和洋折衷を最初に唱えた人、知ってる?

和洋折衷は、西洋と日本のマリアージュ。
明治になり、文明開化を迎えた日本では、さまざまな西洋文化が入ってきた…

2023.10.27  団地にもサステナビリティの波が!若者に支持される時代へ

団地が、いま熱い。

団地は、昭和30年代~50年代にかけての高度経済成長期に、日本住宅公団(現在では都市再生機構)が住宅の供給をさかんに行っていた頃に建てられた、集合住宅だ…
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記事一覧

2023.10.27  
団地にもサステナビリティの波が!若者に支持される時代へ


団地が、いま熱い。


団地は、昭和30年代~50年代にかけての高度経済成長期に、日本住宅公団(現在では都市再生機構)が住宅の供給をさかんに行っていた頃に建てられた、集合住宅だ。

東京に限らず、全国各地に建てられた団地は、時代の移り変わりの中で、やがて「負の遺産」になりつつあった。

ー 団地の時代は終わった。

そう世間に見られていた団地に、新たな熱い視線がおくられているという。

そう、Z世代だ。

団地が「エモい」と、彼ら彼女らの理想とピッタリ重なったようだ。

「団地をリノベーションして暮らしたい」という声が、年々どんどん多くなっている。

コンパクトながら、機能性を兼ね備えた団地は、住みやすいと評判らしい。

そもそも、団地は、住みやすさ重視で造られた建物なのだから、当然といえば当然だ。

その利便性、合理性が、今の時代にもマッチして、さらに古さという格別のスパイスをもって、「エモい建物」として、若者たちのハートをわしづかみにしている。

団地特有の「どの部屋も同じ造り」は、住む人のセンスが爆発できる、白いキャンバスのようなもの。


ある人は、部屋を個性的に仕上げ、
ある人は、無印良品の家具で揃えてシンプルな暮らしに。

自分の理想を、コンパクトな団地に実現できる。

団地の部屋は、投資物件としても狙い目かもしれない。


2023.10.27  
和洋折衷を最初に唱えた人、知ってる?


和洋折衷は、西洋と日本のマリアージュ。

明治になり、文明開化を迎えた日本では、さまざまな西洋文化が入ってきた。

日本の伝統と西洋が合わせって、「和洋折衷」という、今日まで続く人気ジャンルが誕生。日本家屋に、西洋風の家具が置かれていたり、シャンデリアが飾られていたり、どこか懐かしくて新しい、画期的な文化の融合だった。

「和洋折衷」を最初に唱えたのは、幕末の朱子学者・斎藤拙堂という人物。

朱子学は、儒教の新しい学問体系。

日本では、戦国時代が終わって江戸時代になると、人々は戦争の恐怖から解放され、精神的な余裕が生まれた。

そのため、江戸時代には様々な学問が発達してきて、その一つが「朱子学」だった。江戸時代、幕府から「官学」、すなわち幕府公認の学問として保護をうけたことで、朱子学者がたくさん世の中に現れた。

そんな朱子学者の一人だった斎藤拙堂は、西洋のモノでも優れているものはそれを認めて、和漢洋の折衷によって、より良いものにしていくこと=和洋折衷を唱えた。


斎藤拙堂は、長州藩士の吉田松陰など、多数の歴史人物とも交流を深めており、その博学ぶりは広く世に知られた。


斎藤拙堂が唱えた和洋折衷は、令和の今も、人々を魅了し、心を豊かにしている。



2023.10.27  
色が人生に影響する?色を使った効果的な住まいづくり


あなたの好きな色はなんですか?
実は、選ぶ色によって、その人の性格が分かると評判の書籍がある。

「色と性格の心理学」ポーポー・ポロダクション (著)


こちらの本には、色はその人の心理が表れやすいため、選ぶ色によって、性格や気質までわかってしまうと書かれている。

また、それだけじゃなくて、色の効果を利用すると、運を味方につけ、なりたい自分に近づくことも可能だという。

これで考えていくと、おそらく、色の効果が最大限発揮されるのは、普段みんなが過ごす「家」や「部屋」だ。

例えば、

クリエイターの仕事部屋の壁やアイテムに「水色」をプラスしてあげると、水色がつかさどる創造性が、仕事のアイディアの助けになったり、イライラしがちな人は意識的に「青」、もっと積極的になりたい人は「赤」の雑貨を置いたら良いかもしれない。

住まいを造る上で、部屋の目的別にメインカラーを考えていくと、色のもつポテンシャルの恩恵を最大限享受できる。

うそかほんとか、やってみる価値はありそうだ。


2023.11.7  
子ども時代に憧れた秘密基地を!癒しの空間「ヌック」とは


ヌックが、プチブーム中だ。

ヌックは、スコットランド語の「Neuk(ヌーク)」が語源だと言われていて、英語表記では「Nook(ヌーク)」と表記。

発祥はスコットランド。 温かみのある居心地のよい場所をヌックと呼んでおり、主に家族が団らんする場所として使われていた。

今日本でも、こじんまりとした居心地よい空間として、ヌックを導入する家が増えているという。

ヌックは2〜3畳程度のスペース。

リビングなどの居室の一角、玄関や階段下などに設けることが多く、ドアなどで区切らずにゆるやかにスペースを区切っている。

どこの空間にも属さない自由スペースにすることで、家族みんなでフレキシブルに使うことができる。

例えば、リビングの隅っこにヌックをつくると、同じ空間にいながらもお互いが気にならない距離感で、それぞれの時間を楽しむことができる。

近すぎず、離れすぎない。

家族が集うリビングの中に生まれた個人空間。プライベートスペースだ。

ヌックの使用用途は、人によってさまざま。

本棚をおいて、読書スペースにする人もいれば、

大きな窓をつくって、のんびり紅茶片手に外の様子を眺める人も。

マットレスをおいて、昼寝スペースにする人もいる。

こどもにとっては、さながら、好奇心が刺激される秘密基地。ここだけは、おもちゃ散らかしてもOKとでもすれば、こどもの息抜きの場所として、サンクチュアリになる。

なんでも、キチキチっとルールを決めていくばかりが暮らしやすいのではない。

こころも空間にも、ちょっとした余白があることで、お互いを思いやり、自分を大切にする余裕が生まれるのかもしれない。





2023.11.9  
シニア世代こそ質にこだわって!暮らしのアップデートのコツ


年を重ねるのは、すてきなこと。


そんな中で、

価値観や好み、家族のあり方や環境、体調など、さまざまな面から変化が訪れたとき、

どう変化と向き合い、その変化を楽しめるかが、シニア世代の大きなテーマの一つかもしれない。



いま、人生に大きな影響を与える「暮らし」の面から、老後を心地よく過ごせる空間づくりとは何かを考える人が増えてきているらしい。



長年使用してきた、自宅の家具やレイアウト。
もしかすると、年齢を重ねた今の自分には合っていないかも?

素敵な家具雑誌やお部屋のレイアウトをみては、
すてきだな~、それに比べてうちは…とガッカリしている方も多いのではないでしょうか。

実は、今の自分が住んでいる自宅でも、工夫次第で、いくらでも快適な空間にできちゃうんです。


たとえば、壁紙を少し変えるだけで、気分がうきうき!

渋い色合いではなく、思い切って明るめの色をチョイスするのもおすすめ。
暖色系の色合いは、目が見えづらくなってきた人にも視認性が高い色。

他にも、自宅にある家具をリメイクしたり、今の自分の好みに合わせて思い切って買い替えたり、

配置や導線を変えるだけで、素敵な空間に様変わりする。


肌触りの良い丸みをおびた木製の家具なんかは、温かみを感じられて、なんだか居心地よい。
角にぶつかっても大丈夫な安全性も魅力。


暮らしの「質」に、少しだけ意識とお金をかけてみる。

そうすると、毎日の暮らしが楽しくなり、こころに余裕がうまれ、
そのひとにとっての第二の人生のテーマが、見えてくるかもしれない。



2023.11.20 
既製品には飽きた!今年はお正月飾りを自分好みにアレンジ


今年も残すところあと1か月ちょっと。


そもそもお正月とは、歳神様を迎えてお祝いする日本古来の伝統行事。

歳神様は、お正月飾りをかけている家を目印に入り、数日間滞在するといわれている。

だから、玄関にはお正月飾りが欠かせない。


毎年、お正月飾りは既製品を購入するという家庭がほとんどだと思うが、近年では、既製品にひと手間加えて、自分好みにアレンジする人も増えているという。

材料なども100円均一に沢山あるため、総額1000円以下で、モダンでアートな現代風のお正月飾りができる。


古くからの伝統を、時代にあわせて柔軟に変化させるのは、悪いことではない。

大切なのは、伝統の意味を理解した上で、行うこと。

その大切なポイントさえ外していなければ、自分のやり方で伝統を受け継いでいっても良いのではないだろうか。

我が家でも、今年はじめて、既製品にひと手間加えて、すてきなお正月飾りを造ろうと考えている。


年を重ねるたびに、物事の深い意味を知りたくなるのは何故だろうか。

自分のことでいっぱいいっぱいだった時期を過ぎて、自分の置かれた環境や周囲の人、日本の暮らし、伝統に目を向け、心を配りたくなった。


2023.12.28 
まるで蝦夷共和国!北海道で独自の発展をとげた文化・風習


仕事納めを終えて、ようやく年末気分に浸れるという方も増えてきました。


北海道独自の文化として1番有名なのが、「おせち料理は大晦日に食べる」風習です。

大晦日の日は、大体夕方から宴会がはじまり、その際におせち料理もふるまわれます。

おせち料理も北海道ならでは。昆布巻きは、鮭ではなくにしんが使われたり、口取り菓子という和菓子も定番です。昔北海道では鯛やエビが取れづらかったことから、代わりにお菓子で代用するようになったとか。


お正月当日は、朝はお雑煮、そして前日のおせちの残りを食べます。



道南の函館の我が家では、正月はミスタードーナッツを買いに行く、という謎の文化もありました。

函館は全国で1番ミスタードーナツが安く買えるんです。オールドファッションは60円で買えます。

なぜこんなに安いのかというと、フランチャイズ契約をしているのが、函館のベーカリー「キングべーク」さんだから。本部への働きかけの結果、函館限定の特別価格で提供できるようになったのだとか。

元旦は、ミスタードーナツの福袋を目当てに、我が家も毎年通ったものです。




また、函館には、ほかの北海道民からも驚かれる不思議な文化があるんです。

代表的なのが、7月7日の七夕。

七夕になると子どもたちが各家庭へローソクをもらいに訪れる「ローソクもらい」という独自の習慣があるのもユニーク。

今は、ローソクもらいといっても、本当にローソクをくれる家は稀で、大体の家庭では、小さいお菓子を渡してくれます。

七夕が近くなると、函館市内のスーパーは、お菓子フェア。大量に梱包されたお菓子の山に、子供心ながらワクワクしたものです。



北海道では、結婚式が会費制なのもお財布に優しいです。

会費制では主催者が金額を決めるため、いくら包めば良いのかゲストが悩む必要はありません。1.5~1.8万円が相場で、ご祝儀より安い傾向にあります。

会費を用意した後は、会場の受付でお札をそのまま渡すだけ。しわしわのお札でもOK!この大胆な支払い方法も、開放的な土地柄の北海道らしいです。



節分で巻くのは殻付きの落花生なのも、北海道だけなのでしょうか。

落花生が使われる理由はいろいろありますが「大豆と比べてサイズが大きく、雪のなかに埋もれてもすぐに見つかるから」が有力な説だそう。

落花生を拾った後は、殻を剥いてその場で味わうのが定番の楽しみ方です。



運動会といえば体育の日がある10月に開催されるケースが多いそうなのですが、北海道の運動会では、5~6月の春頃に行われることがほとんど。10月は、北海道は寒いですから。



極寒の冬に、暖房が効いた部屋でアイスを食べるのが北海道民の楽しみ。


北海道独自の文化は、やはり開拓の歴史に起因します。

みんな貧乏でした。そんな中で周りと協力し、周りの助けがないと、到底生きられない極寒の地でした。

なんとかなるっしょ~、いいんでないかい。

こんな白黒つけすぎない大らかさも、生きる上で大切な心の持ち方だったのではないでしょうか。


2023年もインテリアサイトウをごひいきにしてくださり、ありがとうございました。
来年、また笑顔でお会いしましょう!

良いお年を!


2024.2.14 
簡単手間なし!100円ショップの商品でDIY

最近ブームになっているDIYですが、壁紙はったり、日曜大工をしたり、なんだか大変そう…。そう思っている方も多いですよね。

DIYの定義って特に決まっていないと思うんです。アイディアと工夫次第で、大きなことも小さなことも、暮らしを楽しむことがすべて、DIYになるんじゃないかと。

おすすめなのが、100円ショップです。

さまざまな商品が低価格で買えるのが、本当に便利!

今回、ダイソー商品だけで、床下収納を作ってみました。

「フリーマルチパネル」の四隅に、「結束バンド」で「専用キャスター2個組」を装着。
その荷台の上に「ラッセバスケット」を乗せるだけで、キャスター付きの床下収納の完成です。総額400円です。

自分の住まいを、自分が使いやすい空間にしていく楽しさ。

おすすめです。

2024.5.22 
自分では難しい箇所のみプロに依頼!

DIYが普及して、自宅の壁紙をご自分で張り替える方も増えてきました。
だけど自分では時間もかかりすぎるし難しいのが、天井の張替えではないでしょうか。

長時間、見上げる姿勢を保つのも腰や背中に負担がかかり、せっかく張り終えてもヨレや剥がれがあったら、補修するのも大変です。

そんなときこそ、プロに依頼するのがおススメです。

全ての部屋の張替えでは高額になる工事費も、天井のみなど、自分では難しい箇所にのみ限定して依頼することで、作業効率も費用もグッと抑えられますよ。

自力で頑張るところと、お金を出して依頼して楽をすること、
そのメリハリが、実はかしこいDIYなのかもしれません。

暖かい季節になってきて、心も元気になってくると、
暗いトーンの色味より、明るい色が欲しくなったりしませんか。

アクセントカラーとして、壁を1面だけ明るい色のクロスを張ると、一気にお部屋が垢抜けます。

小さな工夫で、大きな心の幸せを。

心豊かに暮らしを愉しんでいけたら良いですよね♪



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この記事をかいた人

むすめ
地方新聞社の新聞記者を経て、東京で10年、IT関連の会社でWEBディレクターとして勤務してきました。地元に戻り、父のお仕事をすこしだけお手伝いしています。おおざっぱな性格なむすめと、昔ながらの職人気質の父。凸凹コンビ。歴史愛が強い。猫すき。
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